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ご祭神・由緒

御 祭 神
 建御名方命(たけみなかたのみこと)

配神
 大国主命(おおくにぬしのみこと)
 事代主命(ことしろぬしのみこと)

例 祭 日
   
現在:
  11月3日(文化の日)(太陽暦)
 明治四十年〜大正元年:
  10月30日(太陽暦)
 
往古〜明治三十九年:
  9月23日(大陰暦)

由    緒
 
往古社頭灰燼と化し社伝・旧記悉く消失したため由緒は不祥となっているが、宇和旧記によると永正三年(西暦1506年)、御荘郷(現在の南宇和郡)領主法眼承賢一族により再造営との記録があり、それ以前より建造されていたことは確かである。
  口伝によると往古、夜になると山頂に何処からか神霊が翔来されて樹間より燐火(ひとだま)が見られたという。その燐火より村人に「我ハ諏訪ノ神ナリ、祭祀ヲ怠リ無クハ、鎮守セリテ永ク村民ヲ冥護セントス」と託宣があり、以来城辺村の産土神と崇られたという。
  宝永五年八月(西暦1708年)御荘郷の総鎮守と崇められて以来、例祭(秋祭り)には御荘組内(現在の南宇和郡全体)の代官および庄屋などは必ず参列した。また、五穀豊穣、豊漁祈願、疫病平癒の祈祷所として御荘郷内の人々の信仰を集めた。
 明治六年十一月神社の格式が定められた時、郷社となった。
 現在の社殿は昭和十二年十月に全て建て替えられ、平成十八年五月に中殿拝殿の屋根葺き替えを中心とする社殿の大改修が行われた。

故   実
「祈雨祭」
早魃の時、境内にある自然井戸を汲取、乾上がらせ、別に清水を灌いで潤雨を祈る古例あり。特に明治六年六月の早魃の際には愛媛県庁の命により三日間連続して盛大に行われた。